元気ですか?!精神的に。
と言いつつも風邪気味の益田大輔です。
いろいろ流行っていますので、みなさんもご自愛くださいね。
さて、精神障がいと介護をつなぐ勉強会、「8050問題〜共倒れを生まないためのこれからの支援のカタチ〜」に75名を超える福祉関係者のご参加を頂き感謝です
折角なので、精神障がいと介護をつなぐ会のご紹介
意外かもしれませんが、精神障がいと介護は近いようで遠い、そしてちょっと悲しいスティグマ(差別・偏見)の歴史があるのです。
精神障がい者も当然高齢化しますが、その時、ふつうに介護は受けられるのか?
逆に要介護の高齢者が不穏となり、受けていたサービスが止まってしまう時にどうするのか?
現実的には精神医療と福祉が連携すべき事案は多いのですが、医療保険/介護保険の制度の違いもあり、実際にはスキマができているのです。
さて、厚労省はR7年を目処に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援を目的として、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるように、地域の包括的支援・サービス提供体制の構築を推進してきました。
いわゆる地域包括ケアシステムです。
時に、この地域包括ケアシステム、発表当初はなんと!精神障がいが除外されていたのです。。。(SDGsで誰一人取り残さないと言っていたのに。。)
当然、認知症を想定したシステムなので、精神障がいをはずすとそれはそれで無理が生じます(認知症は精神医療が担当しております)。
結果的にどうなったかというと、「精神障がいにも対応した地域包括ケアシステム」となり、略称「にも包括」と呼ばれています。
「にも包括」
見事に「精神障がい」という言葉が消えています。
というより、最初からみんなの中に精神障がい者も入れて下さいよ!という闇の歴史です。
もう少し深く掘り下げてみると、「包括ケア」と言っているのにわざわざ「精神障がいにも」と言うのは何故か?
実は今の法律や制度では精神医療や精神保健の施策が、必ずしも地域保健法や社会福祉法、医療法などに規定される各種施策と一体となっていない現状があるからです。
一体となっていない現状って。。。(絶対作為的やん)
闇ですね!
そんな闇にめげずに、独自で精神障がいと介護をつなごう!と須田病院から始まったのが「精神障がいと介護をつなぐ会」なんです
コロナでご無沙汰でしたが、今回が7回目結構長い。
健気で生命力のある活動に応援宜しくです
精神医療は結構な闇歴史のオンパレードなので、創始から紐解いていくのも興味深いですよ。またどこかで市民講座します(垣内無一くんと)。
この辺りは21日のドラッカー学会での講演「地域精神医療のマネジメントを考える」でも触れますね乞うご期待!
※長くなりましたので、8050問題の講演内容・覚書は後日あげます。
↑クリックで拡大
10月21日(土)10:45~17:30
ドラッカー学会 飛騨高山学会
「文化を生かすマネジメント」
第二部講演2 地域精神医療とマネジメントを考える
会場:ひだホテルプラザ
(〒506-0009 岐阜県高山市花岡町2-60)
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