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元気ですか?!精神的に!さて、「清流の国ぎふ」文化祭2024もいよいよ佳境を迎え、11月17日は岐阜メモリアルセンター「で愛ドーム」にて、いよいよ『千人の第九』です
高山からも総勢120名ほどバス3台で合流する大イベント
マエストロの井村さんが先日指導に来られましたが素敵でした
井村さんによる休憩時間の至極のひとりごとを耳を澄まして盗み聴きしましたので共有します
1770年生まれのベートーヴェンは交響曲の父と言われるハイドン(モーツァルトの年下世代)の影響で交響曲を書き出します
当時、音楽家は宮廷に雇われるのが主流だったので、ハイドンは貴族の要望を踏まえ明るい音楽をつくっていましたが、ベートーヴェンは宮廷に仕えることを拒否します
「俺が書きたいものを書く」オラオラ、ニュースタイルだったとのこと
結果的に宮廷ではない一般の人に楽譜を売った最初の音楽家がベートーヴェンなのです(ある意味イノベーションですね。フリーメイソン界隈が上客だったとの説 3が好まれるのでフラット3つの楽曲なども多し!とのこと)
というわけで交響曲の1から8は売ってしまうのですが、8 を着想した時期に恋人に書いたであろう手紙が死後に秘密の引き出しから見つかり論争を呼びます(秘密なのに)
手紙に記された「不滅の恋人」とは、一体誰なのか?!(8は誰に捧げたのか)
歴代の研究家がこぞって調べた結果、アントニア ブレンターノだと言われています
「不滅の恋人」と言いつつも、アントニアとはいろいろあって長くは続かず別れてしまうのですが(ドラマティックなのでググってみてね)そのショックなのか、ベートーヴェンはこの後10年ほど曲を書かなかったのです!!
10年。。。
そして1824年、ようやく立ち直り完成したのが、『歓喜の歌』(第九)なのです
8と9の間には悠久の時間があるとよ
第九には「エリジウム」という言葉がよく出てきますが、「楽園」「死後の理想郷」のこと。娘を意味する「トフタア」が多様されるのもベートーヴェンの「女性への憧れ」からと言われ、ベートーヴェンの積年の意志が滲み溢れているのです
物語性を知ると、またひとしおな『歓喜の歌』
そんな濃厚な第九を人類千人で!
なんか有難し
因みにベートーヴェンは字が下手なので、「エリーゼのために」のエリーゼは本当は「テリーゼ」だったみたいよ(当時夢中になって結婚を考えていた18歳の弟子のテレーゼ・マルファッティことらしい)
さすがはマエストロ
知識のレイヤーがえぐい!
というわけで可能な限り第九に没入する週末です
と言いながら、その他の週末情報をご紹介
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まちづくりシンポジウム
安心とワクワクがあふれる未来へ
江崎よしひでさんの基調講演とシンポジウムです
安心とワクワクがあふれる未来=エリジウムってことね
【下呂会場】
2024年11月16日(土)14:00~
下呂市民会館 大ホール
【高山会場】
2024年11月16日(土)19:00~
高山市図書館 生涯学習ホール
南飛騨Art Discoveryもやってますので(バリオススメ)、下呂に行く手もあり!ですね
日時:2024年10月19日(土)~11月24日(日)
会場;南飛騨健康増進センター 一帯
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また、16日は阪下和美先生の不登校について予防医療から考える講演会もありますので要チェック!
(スーパードクターなので、この貴重な機会を是非!)
日時:2024年11月16日(土)13:30~
会場:高山市一之宮公民館ホール
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また、来週はいよいよカルメンです
絶賛チケット販売中にてお楽しみに!
日時:2024年11月24日(日)14時~
会場:飛騨・世界生活文化センター芸術堂
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