社会の医者とは何か

益田大輔と未来をつくる会

2025年01月15日 12:31

元気ですか?!精神的に!
新年あけましていよいよ岐阜県知事選ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか





10日の江崎よしひでさんの個人演説会にて、「社会の医者になる!」という志の話がありました

漠然と医者になると思っていたが、大学進学前にそれを疑い、「人」ではなく、もっと大きな「社会」を治そうと思い立ったとのこと

さすがの先見の明ですね!

考えてみると、、

漠然と医者になった僕は、精神科医となり、奇しくも「社会」を変える必要性を強く感じるようになりました

「障がい」には「医学モデル」と「社会モデル」という2つの考え方があります

「医学モデル」とは、「障がい」を個人的な心身の不調・問題として捉える(だから病院に行って自己責任で治してね)考え方

一方、 「社会モデル」は「障がい」とは社会(職場や生活環境、人間関係等)と個人のあいだの問題であり、個人だけの責任ではなく、むしろ社会全体の問題と捉える考え方です

「社会モデル」は、2006 年に国連の「障害者権利条約」で提唱され、日本では2011 年の改正障害者基本法に反映されています(あまり知られてないですが)

つまり、理論上、「障がい」の概念は「医学モデル」から「社会モデル」へと変化はしているのです

でも、現実には「うつ」や「不登校」は精神科・心療内科の外来を訪れます

それって、、結局「医学モデル」では?

価値観を変えて「社会モデル」として対応するには一体どうすればいいのか?

しばし悶えた後、そうだ!「社会」を直接変えよう!と思い立ち、市長選に踏み込んだのが2018年です



思えば、僕が精神科医になった2000年代は新自由主義の全盛期で、自己責任論もあいまり、うつ病が10年で10倍に増え(感染症ではないのに)自殺者も年間3万人を超える時代でした

でも、、うつ病ってそもそも何?

うつは脳内の神経伝達物質(セロトニンなど)の不均衡が原因で起こり、殆どの人にとって、その解決法は化学的な抗うつ剤である。

と、言われてきました

でもそれって正しいの?

心理的原因や社会的原因ってあるよね

社会的なことに触れずに薬だけ飲めば無条件に治るの?(学校や職場に行けるようになるの?)

WHOは「メンタルヘルスの良し悪しは社会の良し悪しの指標であり、その解決には個人的なものだけでなく社会的なものも必要である」と宣言しています

だからこそ、僕も強く思う

『問題はセロトニンじゃない、、、社会だ』と

社会がもっと寛容であれば、痛みや妄想や不安や苦痛は今よりも緩和されるはず

何より、もっと生きやすいはず

社会の医者たる江崎よしひでさん

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