「彼ら」ではなく、「私たち」でもなく、「みんな」という距離感

益田大輔と未来をつくる会

2025年05月06日 21:26

元気ですか?!精神的に!
世間的にはGWでしたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか

さて、前回のおしゃべりタウンミーティング『THE公衆衛生 健康なまちをつくる』には、ご多忙の中、多数のご参加頂き感謝です

また、岡山県津山市より元厚労省の公衆衛生医、光井聡先生にはるばるお越し頂き、感謝の極みです

健康の視点からまちづくりを考える白熱した時間になりました





そもそも健康とは何か?

WHOの定義では、『健康とは、単に病気や虚弱でない状態ではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも完全に良好な状態のこと』です。

でも、肉体的に精神的に社会的に(霊的に)完全に良好な状態って、ありうるのでしょうか?

とくに、精神的に社会的に良好か否かは自分の努力だけでなんとかなるものではなく、頼れる仲間や寛容な社会があってこそだと思います(それがあっても、簡単に揺らぎます)

中島みゆきに「ひとりで泣くことは出来ても、ひとりで笑うことは出来ない」という歌詞があるように、健康に一番悪いのは社会的な孤立や精神的な孤立です。。

つまり、『つながり』が大切

だからこそ、町内会や老人会が必要!と言われるものの、そのしがらみやニュアンスが苦手な人もいます。。

つながりは必要だけど、、強すぎると生きづらいこともあるよね



また、「高齢者」や「障がい者」という言葉には社会の根強いスティグマ(差別・偏見・烙印)があり、サービスという恩恵を受ける以上に疎外を感じる現実もあるのです

『ようこそ!高齢者(障がい者)の世界へ!』と言われた時に疎外を感じる社会であれば、そんな社会に身を委ねることに抵抗があるでしょう

では、丁度良い距離感ってどこだろう

この問いに対し、集合知を進めていった先の答えは

「彼ら」(高齢者や障がい者の世界)ほど遠くなく、「私たち」(町内会)より近すぎず、「みんな」という緩やかな距離感

距離感の違う多様な居場所があることが、一人ひとりが参加しやすい居場所の確保につながり、まちの健康を高めることになるかもね

例えば温泉券はそういう機能を果たしているのかもしれません

引き継ぎ、みんなで考えよう!


光井先生のスライド資料
 (PDF: 4,345KB)


おしゃべりタウンミーティングまとめ(前半)
 (PDF: 1,105KB)


おしゃべりタウンミーティングまとめ(後半)
 (PDF: 576KB)


おしゃべりタウンミーティング ホワイトボードまとめ
 (PDF: 127KB)







次回、おしゃべりタウンミーティングは『食料自給率の行方 〜米よ、どこに行く?!未来の食を守るために、今、出来ること』です

5月25日(日)19時より
高山市民文化会館2-5

この業界のスペシャリストを召喚しますので、乞うご期待





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