でこなる座 ツキイチシネマ「THEATER」に参加しました

元気ですか?!精神的に。
でこなる座 ツキイチシネマに参加しました。今回は作道 雄 監督の短編映画「THEATER」です
作道監督は京大出身で、第79回ヴェネツィア国際映画祭にノミネート、正式招待された才能溢れる監督さんです。
昨年高山に来られた際、グリーフケアをテーマに映画を撮る予定とのことで、精神科医としていろいろお話させて頂いた馴染み深い監督さんなんです。

今回はなんと!主演の津田寛治さんとご来場
上映後のお二人のトークセッションは多岐に話題が及び、秀逸で豊かな時間でした。
折角なので、内容を少しお裾分け

映画館は元来、強い場所ではない。だからこそ弱い者の居場所になりうる。
映画から説明的なシーンを省いていくと余白が生まれ、そこに観る者の想像性・人生が流れ込む。それが映画の豊かさであり、映画は多面的に人の縁をつむぐものである。
悪役がいるおかげで生まれるヒーローがいる。
グリーフケアは人を立ち直らせるのがゴールではない。でも、人はひとりでは立ち直ることがむずかしい。人は必ず死ぬと分かっているのに、人の死を受け入れられず、抗って生きるのは何故なのだろう。
ということで、この秋、グリーフケアをテーマとした「君の忘れ方(仮)」を高山
キャストやエキストラを大募集!
プレオーディションとして、トークセッションの後、作道監督によるワークショップが開催されました
演劇と映画では役者に求められるものが随分違いますが(監督さんにも依る)久しぶりのワークショップやオーディションは演劇人の血が騒いで記憶が疼きますね。
映画は演じすぎないこと、伝えすぎないこと、能動的すぎないことが大事みたい。振る舞うのではなく、「思う」くらいで充分なのかな。
出演を目論む際は参考にしてね


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