嗚呼、奥深き「発電」の世界♪

元気ですか?!精神的に!
先週末は丸山純平議員とともに、有志7人で中尾地熱発電&ひだ巣之内水力発電所の視察に行きました


太陽光や小水力、バイオマスや地熱など再生可能エネルギーを手掛けるシーエナジーさんに、総論&各論をご教授頂きました
奥深き「発電」の世界

それぞれに趣きと物語があり、めちゃめちゃ面白い

中尾地熱発電所は、温泉文化と地熱発電の共存共栄が大テーマで、そもそも共存しないと成立しない事業であり、約10年もの開発期間を経て、試行錯誤を重ね、様々な挫折を地域とともに乗り越え、絆を深めていった過程は、さながらプロジェクトXでした






紆余曲折を経て、世界最小規模のダブル・フラッシュ発電を採用!折角掘った2本の井戸の特性を最大限に活用しています
何やら、一般的なシングル・フラッシュ方式に比べ、発電効率が20%upとのこと
最大出力は1998kWで、約4000世帯分の発電力を誇ります
発電に活用した熱水は、最終的に有限会社中尾温泉に配当される仕組みとなっており、まさに共存共栄の価値創造(他者を幸せにすると同時に自分も幸せになる)ですね

分離熱水全量供給は国内初!とのこと
魅せる地熱発電を意識した施設になっているので、見学大歓迎みたい
温泉がてら中尾へGO!


続いて、ひだ巣之内水力発電所も視察
飛騨市の菅沼谷を流れる水資源を利用した発電所で、最大出力1482.5kWを誇ります
稀有な特徴として、他事業体の小水力発電で利用した水資源を再利用する構造(中谷モデル)になっており、まさにエコの極みなんですが、現在はこのスタイルでの認可は難しいとのこと
地球にやさしいのにね。。
闇深し。。



さて、発電の種類によって利用効率に違いがあり、地熱は85%ほどの利用効率が見込まれますが、水力では65%くらいとのこと(小雨だったり、雪解けだったり気象条件でムラがでやすい)
でも、この65%という数字も驚異的らしく、東芝のタービンだから成せる日本の技術の結晶みたいです(摩擦がとにかく少ないみたい)
因みに高山で予定している小水力は13基で1000kW(2000世帯)となっていますが、高めの見積もりなので、1500世帯くらいに落ちつくのではとのことでした(タービンが多いのはナイスリスクヘッジみたいです)
因みに、太陽光は35%〜、原子力は100%に近いらしいよ
水力エネルギーは、流量


目から鱗
高いところから落とすのは敷地面積が少なくて済むとか、見映えがいいとか、そういうことみたい!
位置エネルギー

奥深し
現場からは以上です

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