元気ですか?!精神的に!雨模様の週末ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか
今回は衆議院議員選挙後のセクハラ報道に関し、コメント要請がありましたので見解をお話させて頂きます
同様の質問はブログを開設している各議員にも届いているようですが、それぞれ立場が違いますので、あくまで益田大輔の私見・表現となることをご承知下さい
さて、各紙報道のセクハラ行為ですが、刑事的にも倫理的にも当然許される行為ではありません
僕もこれまでに3回選挙を経験しましたが、選挙中は心身の消耗が著しく、どれだけ食べても毎回1日1kgずつ体重が落ちます
恐らく交感神経が過剰に優位になるためで(副交感神経があまり機能してない感じ)睡眠も深くは眠れず、例えるならば立って寝ているような感覚ですらあります(個人差あるとは思われます)
そんな極限下において、セクハラ事案が発生していたということに、ただただ驚いたというのが正直な感想です
魔がさす余白があるということ自体が、信じられない。。。(そもそもそういう行動の選択肢自体ない環境です、当たり前ですが)
ですから当初はフェイクニュースとすら思っていました
お断りとして、益田大輔は自民党員ではないので、リアルな一次情報は持ち合わせていません。。
あくまで二次情報(メディア情報)が基なので憶測に基づいた感情論は控えますが、とはいえ今回のことは、自民党内だけに限らず、あらゆる立場の方にとってショッキングで飛騨全体に大きな影響を及ぼす出来事だと思います
ですから「毎日この話をしている」ことも頷けます
ここからは精神科医の立場から、怒りのメカニズムも含めて私見を述べます
まずは被害に遭われた方を守る・言われなき誹謗中傷から上手に避難させる(責めない)ことが一番大切です
噂は尾ひれはひれがつきやすく、大袈裟に修飾された形で広がっていくため、事実と乖離しやすく注意が必要です(益田大輔もよく噂に巻き込まれますが、大体ちゃんと間違っています)
とくに「許せない!裏切られた!」など、怒りを伴う感情はコントロールが難しく、時に、違う対象にも向かってしまいます
いわゆるセカンドハラスメントと言われる現象です(岐阜新聞にて言及)
そもそも、何に怒っているのか?何が期待はずれだったのか?怒りの対象は適切なのか?怒ることは解決につながるのか?
一旦、冷静になりましょう(6秒ルール、怒りのアドレナリンが出た後、6秒後に理性が働き始めるらしいよ
)
元来、「怒り」は二次感情です(一次感情ではない!ということがポイント)
人が何らかの出来事を認識した時、その意味づけを行いますが、この過程で怒るのです
つまり、意味づけの病理です(価値観による意味づけ、裏切られた、許せない)
因みに一次感情とは「寂しい」「悲しい」「辛い」「苦しい」などのこと
その時のつらさや寂しさ、苦しさや疲れが募っているほど、怒りに転換されやすいと言われています
つまり、同じ出来事に遭遇しても、みんなが同じように激昂するわけではないわけです(怒りが悪いということではありません。上手に怒ることは大事なことですが、そもそも怒りは一次感情ではないことを知っておくことが重要です)
また、怒りは(必ず)高いところから低いところに向かいます
怒りの連鎖に注意
人はなぜ怒るのか?その怒りの対象は適切なのか?怒りを解消すべく取るべき行動は何なのか?
SNS等の炎上だったり、謝罪会見が更に炎上することもよくありますが、怒りをおさめるのはあくまでも受け手なので、(最終的には受け手の意味づけに依るところが大きい)難易度が高いのです
コミュニケーションを決定するのは受け手である(ピーター・ドラッカー)
また、今回の行為自体、アディクション(依存症候群)の病理に包まれていたのかもしれません
少し専門的な話になりますが、例えばアルコール依存症では、飲まないと約束したお酒を飲んだことが発覚することがあります(断酒していたアルコール依存症の人たちが再飲酒することを「スリップ」と言います)
その時、支援者は一様に失望し、怒りを表明することもありますが、そもそも禁止・命令で止まる行動ではありません
お酒を(能動的に)飲んだのか、あるいは(受動的に)飲まされたのか
本人の言葉でいうと、「いつのまにか飲んでいた」(中動態といいます)と語られることがあります
魔がさしたとも違う「自動性」
行動の了解が難しい時、潜んでいる病理です
アディクション(嗜癖)は病気というよりは病理です。アルコールに限らず、ゲーム、ギャンブル、食行動、性行動など幅広い概念です。ひとつひとつは法に触れないことも多いですが、過ぎるとハーム(個人が健康被害や危険をもたらす行動習慣、合法・違法を問わない)に至ります。
あくまでも精神科一般論に基づいた私見にて悪しからず。(益田大輔は依存症病理の専門家です)
行動を責めることはあまり有効ではありません(そこに能動性はないから)
つまづいた人にもやさしい社会を(僕の大テーマです)
最後に選挙期間を通して気になることがありました
「公人である市長は中立であるべきではないか」ということです
高山市長に限りませんが、一候補に公然と肩入れして活動するのは地位利用ではないのか?ということです
平日でも有給を取って活動する分には合法だと聞きましたが、公人のあり方を改めて考える選挙でした
後日、内田樹さんの「折々のことば」が刺さりましたので共有します
さて、いろいろありましたが、それでも時は流れていきます
前例が通用しない、先が読めないVUCAの時代
ある政党が『対決より解決』と唱えましたが、いたく共感です
土の時代から風の時代へ
確かに変わっていきますね!
誰かが決めるより、みんなが決める
事実を受け入れ、より成熟した社会を目指しましょう
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